ヒーリング・フォレスト~物語と癒しの森から~

心理カウンセラー・執筆家による気づきと悟りへのメッセージ

暗闇から光明へ

私は子どもの頃から、自らの内なる森の奥深く、暗がりのなかどこまでも続く木立や、沼地のほとりをよくさ迷い歩いたものでした。いつも先は見えず、こう行けと囁いてくる声もあべこべな感じで、さらに迷う。そこで自分で、かすかに見える小道を照らす言葉や…

最後の言葉

あのとき、あの人と最後にかわした言葉って、何だったろう?そんなことを、よく私は考えます。たいてい、それはとても他愛もない、そっけないものだったりします。そしていつも、別れは突然訪れます。おかしな話ですが、まさかその人がいなくなるなんてあり…

仮面の告白

いつも明るくて、ジョークばかり言っては人を笑わせていた友人に、かつて私は、どうしてそんなに陽気なのか、きいたことがあります。すると、彼から想像もしていなかった答えが返ってきました。ほんとうは自分ほど暗い人間はいない。絶望していて、このまま…

奇跡

自分がいかに恵まれた生活をしているのか、普通でいられることがどれだけ幸せか、でも、その普通な生活に慣れきってしまい、不平不満をもらしてしまう。 人って 贅沢です。フツーでいられること、フツーな生活、ありふれた日常。たぶん、その逆が「奇跡」と…

過去のあなたと現在のあなたは同一人物ですか

イヤな過去を思い出してしまうたびに憂鬱になる、イヤな過去を思い出してもとに戻るんじゃないかと不安になる、そんなことは誰にもあるでしょう。心理カウンセリングの現場では、忘れられない記憶に苦しむ人(クライエント)には、その記憶がその人にとってど…

失敗がまったく気にならなくなるとき

失敗を繰り返してしまう、何回も失敗しないと身につかない、失敗をおそれるあまり慎重になりすぎて気力がもたない、それが対人関係にも影響して壁をつくってしまう。… 多くの人は、失敗はいけないもの、ネガティブなもの、してはいけないもの、できれば回避…

何もできない自分を認める

「今は何もできない、あまり前に進めていない、仕事も長続きしない」という話をよく聞きます。 何もできない、前に進めていないと言うのは、いつか何かしたい、前に進みたいと思っているから。 そしてリアルに何かするとき、前に進むときには、ある程度の熱…

自分のネガティブを武器に戦う

ある女性から、私がなぜ心理学を専門に学んだのかきかれたことがあります。 彼女も中学の頃に心理学に興味を持ち、ユングやフロイトなどの文献を読みあさって、大学も心理学を志望したものの失敗し、その後しばらく忘れていたようですが、いまの仕事でカウン…

自分の考えやパターンを変えたいあなたへ

いま、あなたは自分の考えかたとか、いつものマンネリとしたパターンを変えたいと思っていませんか? もし変えたいと思っているなら、これから書くことが少しは役に立つでしょう。 変わらなくてもいいという人にも、ためにはなるかもしれません。 あなたへ、…

いますぐできる不安の乗り越え方

まず、人は不安を感じて当たり前というところからお話します。 とくに何か新しいことを始めたり、変わろうとするときは、反作用としてそういうネガティブな感情は出てきます。 そして多くの人は、不安はいけないものだと思っています。 でも不安があってもか…

ダイエットのいらない心理学

みなさんは懐石料理はお好きでしょうか。ちょっと高いイメージありますが、私はときどき、懐石料理をごちそうになる機会があります。 私は茶道をたしなんでおりまして、そこで懐石料理が出てきます。 お茶会で懐石料理? と思われる方もいらっしゃるかもしれ…

次につなげる出会いの処方箋

年配の方のカウンセリングをしていると、数十年前に◯◯さんに告白しておけばよかった、という内容の話をよく聞きます。 もしあのとき告白していたら、自分の人生がどう変わっていただろう、どんなパラレルワールドになっていただろう、といったものです。そし…

ほんとうの無常を知ると悩みがなくなる

生まれたときから、気がつくと私は東北の 豊かな自然にかこまれて生活していました。 森のなかにいるときは、すべてのものが一瞬、一瞬で変わっていくのを実感できます。 木々から漏れる光、木の葉を揺らす風、鳥の啼声、虫の羽音、小川のせせらぎ。 さらに…